7/12 安楽死の是非

場所:法学部棟六番演習室

議題:安楽死の是非

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%A5%BD%E6%AD%BB

内容:安楽死を是認すべきか

結論:安楽死とは、末期がんをはじめとした「治療不可能」かつ「苦痛の強い」疾患の患者を救済するため、医師などが積極的あるいは消極的手段によって死に至らしめる事であり、代表\的な裁判例として名古屋安楽死事件が挙げられる。この事件の判決で名古屋高等裁判所は安楽死の要件(違法性阻却事由)とし

1,  不治の病に冒され死期が目前に迫っていること 

2,苦痛が見るに忍びない程度に甚だしいこと      

3,専ら死苦の緩和の目的でなされたこと           

4,病者の意識がなお明瞭であつて意思を表明できる場合には、本人の真摯な嘱託又は承諾のあること      

5,原則として医師の手によるべきだが医師により得ないと首肯するに足る特別の事情の認められること   

6,方法が倫理的にも妥当なものであること

の6要件を示した。この判決は後の裁判にも引用されることが多く、この要件を満たさないと医師が殺人罪などに問われることとなる。肯定側の主張としては、

1,患者の同意により患者の自己決定権が尊重される。

2,延命をするよりも、患者の苦痛を除去することのほうが倫理的である。

3,医師が高い倫理観をもっているので、痛みを伴わない方法が可能である。

といったことが挙げられた。これに対して、否定側の主張は、

1,安楽死は患者の命の剥奪であり、殺人の可能性を秘めている。

2,自殺の幇助となってしまう。

3,命の軽視化につながってしまう。

といったことが述べられた。結果としては、肯定側の積極的なメリットが見当たらないとして、否定側の有利で議論は終了したが、倫理や道徳といったことが絡んでくるので結論を出すのが難しい議題である。

Publish at :2006/07/12(水) 19:43

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